「未来、共に働く治療家にむけてのメッセージVol.2」

Q5 コンフォートスタイルで購入した物で大切にしているもの、また支給されて重宝しているものがあれば教えて下さい。

 購入した物で大切にしているものはオーガニックガーデンのヤクパイルソックスです。ウシ科の動物ヤクの毛を使用しており保温性に優れています。仕事をするうえで、往診やトレーナー活動など外にいることが多く、足元が冷えることもあります。ヤクパイルソックスは履き心地が良く、暖かいので寒い冬に大活躍しています。また、丈夫なので3年以上使用していますが、変わらない暖かさを保っています。

 2018年度、トレーナーパフォーマンスを支えた支給品として重宝しているのはアディダスTerrex.TWO.GTXです。防水性と通気性に優れており、特に様々な環境下で帯同することが多くあるトレーナー活動において足元に対するストレスを感じることは一切ありません。自身の足元の環境を整えることでトレーナーとしての俊敏性、機能性、安全性などのパフォーマンスアップにも繋がっています。

Q6 コンフォートスタイルの商品で次狙っているものを教えて下さい。また、新たにセレクトしたい物があれば教えて下さい。

 現在も治療だけでなく、健康で快適なライフスタイルをビルケンシュトック等でも提案していますが、将来的にはスタッフがライフスタイルを提案するうえで、開発から販売までが行えればいいなと思っています。特に高齢者の現場では「歩きたい」、スポーツの現場で「速く走れるようになりたい」という希望を多く聞きます。そのためには筋力の強化や身体の使い方を改善していくことはもちろんですが、オーダーメイドのフットウェアの開発から販売をして、ライフスタイルをサポートしたいと思っています。コンフォートスタイルの考えが詰まった商品をより、世界へ発信していきたいと考えています。

Q7 入社した時の気持ちを教えて下さい。

 学生のころからインターンや神奈川大学バスケットボール部のアシスタントトレーナーをしており、その中で各先生方の医療に対する尽きることのない情熱や1人の人間に対して妥協しない姿勢を肌で感じ、自身の描く理想の治療家像へ近づくために着実な成長を遂げることが出来る雰囲気と環境が整っていると思い、早く同じステージで同じ熱量を持ち、コンフォートスタイルの一翼を担えるようになりたいと思いました。

Q8 また働き始めてから直面したことや、治療やコミュニケーションで困った事。またそれをどのように解決してきたのかを教えて下さい。

 往診やトレーナー活動、治療院での施術、電話対応などあらゆる場面でのコミュニケーションが円滑に取れず、とても困りました。クライアントの立場になって考える事や、クライアントの未来を先読みしてイメージすることで、その方に合った言葉が溢れてきました。これは社内で行われた特任スタッフ吉野先生による医療人セミナーや臨床心理士の先生による社会スキルアップセミナーのお陰で、社会的スキルを向上してもらいました。さらに表情が豊かになってきた事が自身でも分かるようになり、話すことの楽しさをより感じることができました。「患者さんをどのように診ていきたいのか」治療計画を描くことで、その方のライフスタイルやワークスタイルに至るまで知りたいと思えるようになれたこの姿勢が一つの鍵だったと思いました。

Q9 治療院、活動現場、高齢者医療、東洋医学などコンフォートスタイルにおける展望、また今後のあり方について考えを聞かせて下さい。

 現在、帯同している三浦学苑サッカー部は徐々に力をつけており、神奈川県でも常に上位へ進出できるようになっています。チームとしては高校サッカーの集大成ともいえる高校サッカー選手権に出場することです。また、個人としては日本サッカーを担うプロサッカー選手を輩出することだと考えています。そのためには今以上にフィジカル、コンディショニングの底上げが必要となり、実現に近づけるためのトレーナーシステムや環境の整備が必須であると考えています。
 現在は我々が契約している三浦学苑高校サッカー部で、母校である神奈川衛生学園専門学校アスレティックトレーナー科の学生トレーナーと共にサポートできる環境を整え、すでに5年が経ちました。今後はさらにコンフォートスタイルの考えをベースに、チームを強く逞しくしていくため、情熱のあるトレーナーを個々に育成したいと考えています。弊社のインターンシップなどを有効に利用しながら、共に闘ってくれる同志を集い、そして何よりクライアントを次のステージへ導く力になりたいと考えています。