ワークライフバランス

改めまして、自己紹介も兼ねてワークライフバランスについてあれこれ。

通常の施術と、美容鍼を担当しております真田と申します。
まずは、何より、ご予約が取りづらいこと、ご不便をおかけしております。

実はただ今、子育て真っ最中で、私の治療は平日週3回、16時30分までとさせて頂いております。その他は在宅勤務という、私にとってはとてもありがたい形を取らせていただいております。

私は少し遠回りをして鍼灸師になりました。始発から、終電まで、その日のお天気もわからず働くのは当たり前の時もありました。私の場合はブラック企業にいたわけではなく、仕事が楽しくて楽しくて自分からのめり込んでいきました。寝るのがもったいないと思っていました。

ありがたいことに、猛烈に働いていた頃の上司や先輩、同僚は今かけがえのない恩人、友人になっています。その時間があっての今があります。でも、だからと言って、その時の仕事の仕方を続けていれたかというと、年齢を重ねる度、ライフスタイルの変化がある度、無理であることに気がつきました。

その経験を経て、現在、自分に合った働き方をさせていただいております。島田先生の自由で柔軟な考え方や、他の先生方が治療院をしっかり守ってくださっているので、私はこのような働き方ができるわけですが…。

できるだけ多くの皆様にご予約をいただけるようにと考えておりますが、一方で、コロナ禍でリモートワークが進んだ今、もっと自由な働き方ができる方が増えたらいいなと願っております。コンビニも24時間ではなくてもいいのに、と思っています。夜は寝た方が人間にとっては自然な事なので。

内閣府が定めた「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」によると、ワークライフバランス(仕事と生活の調和が実現した社会)とは「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」であると定義されています。

毎朝通勤時に、前のめりで階段を駆け上がっている働きざかりの30代〜50代を見るたびに、疲れてそうだなぁ、マッサージをしてあげたいなぁと思いながら、自分の背筋を伸ばします。一番治療を受けていただきたい世代が、一番時間の融通がきかない現実。日本の働き方が変わっていきますように。

前のめりで階段を上がる方へ、「もっと上体を起こして」と伝えたいです。それだけで、首や肩への負担が減ります。筋肉の少ない女性は特に、重い頭を支える為に上体を起こしてください。それだけでとても楽になるはずです。

※写真は半分娘の半分私の絵本です。絵本は私の趣味のひとつです。アウトドアが大好きですが、窓さえあればインドアで十分楽しめます。昔から絵本が好きなのですが、これは趣味というのでは?と最近気がつきました。なぜ好きなのか考えると、多分、絵と、洗練された言葉に癒されるからなんだと思います。そして、まるで治療のようだと気がつきました。マッサージや鍼灸の施術が「絵」、わかりやすい言葉と癒される絵のような施術ができたらいいなと思っています。

↓こちらは美容鍼のご紹介カードです。