プロホメオスタシス治療

2014年から日本では、台風による集中豪雨よりも線状降水帯による大雨が多発してるようです。
1997年には気温上昇に伴い京都会議も行われました。
昔は30℃で暑いと感じていましたが、今では気温40℃を超える日もあり熱中症が増加する気候に突入しています。

最近では日中の気温上昇、朝晩の気温差に体が応えます。体が常に振り回されている状態となるため近年では、寒暖差疲労や寒暖差アレルギー、寒暖差シンドロームといわれる疾患が増えてきました。
この20年で日本は亜熱帯化がすすんでいます。環境に対しては、各々がさまざまな側面で心掛けるようになった時代かと思います。

今こそ"身体側"を考える時かもしれません。

自律神経系は…
体の外にある環境を外部環境といいます。 内部環境は生体を構成している60兆個の細胞の1つひとつを取り巻く環境のことです。内部環境は外部環境に常に適応しながら生きています。
そのため空気、気温、湿度、光、闇、音、静けさというように、私たち生物は様々な環境の影響を受けながら生命を維持しています。

大学病院で、永田勝太郎医師と鍼について研究してきたことから私達が分かったことがあります。
身体の外部から受ける環境や、内部の変化にかかわらず、身体の状態(体温・血圧・免疫)を一定に保つことの重要性です。
これが「恒常性の維持」=ホメオスタシスです。

最適な状態を一定に保つ治療…プロホメオスタシス治療が、この時代にこそ必要であると考えます。当院では現在これらの症状に対する治療を行っています。

そこでご紹介するのはこちらはメディスンアーツの手拭いです。通称クッキー柄…
これを巻いて汗をかいてしまった首を冷やさないようにしてもらいたいと思います。私もよく汗をかくため巻くようにしています…こんなことでも「プロホメオスタシス効果」は生まれます。

Patagoniaのパフボールベスト。
冬のインナーとしても使えますが、この季節は朝からTシャツの上にガバッと羽織れます。
冷房の強い電車の中でも使用します。
また雨で身体が濡れないように雨具として着ることもあります。
保温性の高い綿が入り、腹部と背中を温めてくれます。ジップを上まであげると首もとまで熱をしっかり閉じ込めてくれます。
使わない時は、この縦にあるポケットに収納できるので、パッカブルに持ち運びも簡単です。

昨日も着ていました…雨風から身を護り、私の体を振り回すことを無くしてくれる「最高の処方箋」です。