自然治癒力を扱う医療人として、自然と共存し、感性を磨くことで治療への創造力を豊かにしてくれます。また、自身の免疫力を高めるため、大自然を感じる研修を行い、英気を養いました。
今回も河川と鮎を知り尽くした島田先生よりご指導頂き、自然の優しさや鮎への気遣い、見てまねる模倣力、そして自然と共存するcsの治療の原点を教えて頂きました。
以前の研修で23尾を釣り上げたこともある稲見先生はじっと我慢する職人気質さと鮎を思いやる気持ちで何尾も釣り上げていました。
直接ご指導を頂いた島田先生は、短時間で多くの鮎を釣り上げていることはもちろん、川の流れを読み、鮎がどこにいるのかを一瞬で察知し、竿を入れればすぐに釣れる様子は、鮎のことを深く想いをもっているからこそ、通じ合えているようでした。
一方、私小栗は島田先生よりご指導頂き、鮎が驚かないように静かに川を移動することや鮎がどう動きたいのかを想像することで、何尾も釣り上げることができました。
相手も思いやることでそれが行動に繋がることを学び、改めて治療と通じていることが分かり、とても勉強になりました。
小さな体でも様々な表情を見せる川で生き抜く鮎の逞しさ、私達の心を豊にしてくれる自然の優しさを肌で感じました。ここで磨いた感性を手に宿し、治療家として前進できるように日々精進していきます。