こどもだけではもったいない、おもちゃについて

おもちゃを買う時に、こどもに喜んでほしいのはもちろんですが、それ以外に、家族で楽しめたり、自分が老後で使えることも考えています。
楽しく頭を使うことが、こどもや大人の脳トレ、リハビリや認知症予防に繋がったらいいなという気持ちからです。

藤井六冠が3歳から熱心に遊んでいた「キュボロ」は有名です。そのキュボロの考案者エッター氏が考えた対戦型頭脳ゲーム「バベルピコ」を最近気に入っています。
ほどよい大きさ、重さ、握り心地、ザラザラした感じ、がなんとも良いのです。
誰でもすぐ理解できる簡単なルールや、リサイクル素材(キュボロを製作する時に大量に出るおがくずを樹脂で固めたバイオマスプラスチック)というのも魅力のひとつです。

認知症予防やリハビリには、「運動」はもちろん大事ではありますが、少し頭を使ってみたり、小さな感覚を刺激することも大切にしたいです。
窓を開け「光を感じたり」「握り心地が良いなぁ」「面白いなぁ、楽しいなぁ、どうしたらいいんだろう」など。

認知症には大きく分けて
•アルツハイマー型認知症
•レビー小体型認知症
•脳血管性認知症
•前頭側頭型認知症 などがあります。
その中で半数以上を占める「アルツハイマー型認知症」は神経細胞がゆっくりと変性することにより脳が萎縮し、その結果認知機能が低下する病気です。

五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)を刺激すると、脳が触発され、機能が活性化すると考えられています。
※料理やアロママッサージも有効です。

楽しく遊びながら、感覚を刺激するおもちゃは脳トレにぴったりのアイテムです。
ストレッチや運動をするのが難しい場合には無理をせず、感覚を刺激することを楽しんでみるのもいいです。