シンスプリントのコンディショニングについて

昨日から急に肌寒い陽気となってきました。
12月4日に行われる湘南国際マラソンまであと少しとなり、レースに向けた調整を行なっている方も多いのではないでしょうか?

走っている際に起こりやすいのが、シンスプリントと呼ばれる脛の痛みです。
近年では、内側脛骨症候群(MTSS)とも言われていて、骨膜という骨の炎症、筋肉の炎症など原因は様々です。

原因は様々ですが、多くの方に見られる要因としては足裏の機能が低下し、脛に負担が掛かり痛みを引き起こしています。

特に言われているのが、足裏の内側アーチが下がってしまうオーバープロネーションという状態。
通常足は地面に接地する際、ウインドラス機構というバネのような機能が働き足部からの力を伝え、守ってくれます。しかし、オーバープロネーションは足裏が地面に着地する際にウインドラス機構が働かずに内側のアーチが落ち込んでしまい脛に繋がっている筋肉に牽引力や捻れなどのストレスがかかり痛みを発生させると言われています。

治療を通じて足裏機能を改善していくことは脛への負担を軽減し、シンスプリントを予防するだけでなく、走る際にも効率の良い力の伝達を生み、推進力やランニングエコノミーを高めてくれます。

脛に痛みを感じる、違和感がある方、レース前後のケアに興味がある方はお気軽にご相談下さい!