どんなに名作といわれる映画や音楽でも、単に自分に合わない場合もありますが、心に響くかどうかは、その時自分が置かれている状況や健康状態、心理状態などにより大きく異なることがあります。なんとも思わなかったものも、ある時急にすんなり自分の中に入ってきて、改めて良さを知ったり、感動したり。それは体感したり、言葉での理解だったり。
そんなこと、最近ありましたか?
私は最近、急に自然派ワインが気になり始めました。きっかけは、赤ワインを飲むと頭痛になるので苦手だと思っていたのに、自然派ワインを飲んだら頭痛にならないどころか、美味しいと感じたからです。そして、その時「防腐剤が頭痛の原因なんだよ」と教えてもらったからです。自然派ワインの魅力に気がついた途端に、色んな情報が入ってきました。そういえば友人が自然派ワインにどっぷりだったこと、気になる料理家さんパン屋さんが自然派ワインの本を出したこと。持っていたバーバパパの絵本がまさに自然派ワインの製法について書いたようなストーリーだったこと。
とっくに自然派ワインの美味しさを知っている人は、「今頃?」とか「ずっと言ってたのに」といったところかもしれません。私は決して、お酒と縁がなかったわけではないのにこの有様です。自然派ワインも何度か友人と飲んでいたはずで、頭痛がしなかったときも、「今日は体調が良いからかな」「楽しかったからかな」などど思い、それでもワインは苦手と思い込んでいました。「防腐剤が頭痛の原因」という知識が入ってくるまで随分時間がかかりました。
ワインに限らず、食べ物に限らず、モノにしても、大量生産のための機械で作られたものよりも、手作業で丁寧に作られたものに魅力があることは、ずっと昔から多くの人が気がついてるし、発信しているはずなのに、受け取る側のタイミングは人それぞれということ。
だから、それぞれの専門家にとって「常識」「特別ではないこと」でも、発信を続ける必要性があるのだなと改めて感じました。
私達の治療院では、東洋医学を基本に、統合医学的(西洋医学、東洋医学、心身医学)に診察し、鍼灸、ドイツのクラシックマッサージ、スポーツマッサージを組み合わせて治療をします。
東洋医学って何?自分の症状は診てもらえるのか?どこに行ったらいいのか?と迷われている方へ発信し続けます。私達からのメッセージが、一人でも多くの辛い症状でお悩みの方へ届きますように。
『病院に行く前、気軽に寄りたい街の保健室
辛いところを治してくれるだけでなく
辛くならないようなカラダを一緒にさがしてくれる場所』
病院に行く前でも、治療後でも、保健室に行くように、どうぞお立ち寄りください。
※2枚目の写真は最近購入したワインです。1本は、気になる料理家さんがお勧めだったワイン。もう1本はラベル(エチケット)が気に入ったら飲んでみたら?というアドバイスで、鈴に釘付けになり選んだワインです。フィーリングも大事ですね。