先日、スタッフ全体会議の際、欧米における東洋医学の位置付けや、アメリカの医療に対するセルフメディケーションという考え方に触れました。
セルフメディケーションとは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とWHOで定義されています。毎日の健康管理の習慣や医療の知識が身につき、通院が減ることで医療費の増加を防ぐことが期待されています。
このような考えが普及している背景には医療費の高騰があります。アメリカには日本ような国民皆保険制度がないため、保険に加入できる人が限られています。そのため、予防医学のために、鍼灸などの東洋医学やヨガが広く普及し始めています。
近年、世界的に注目を浴びている東洋医学は先日NHKでも特集が組まれ放映されたように、日本においても見直されつつあります。
我々鍼灸マッサージ師が東洋医学の魅力を常に発信していくことが重要だと感じました。
小栗拓也