CS鮎釣り研修

先日、島田先生の故郷である岐阜県下呂市の馬瀬川、竹原川にて鮎釣り研修を行いました。手で身体と向き合う私たちにとって、自然と共存し、感性を磨くことで集中力を手に宿し、治療への創造力を豊かにしてくれます。そのためスキルアップには欠かせない研修となっています。
下呂の大自然と河川を熟知している島田先生よりご指導頂き、自然の逞しさや優しさ、鮎への気遣い、鮎釣りの楽しさ、そして自然と共存する治療の原点を教えて頂きました。

その中でも飛鳥田先生は多くの釣り人が避けるポイントで何尾も釣り上げ、好奇心と探究心の深さが鮎をも魅了していました。
昨年の狩野川で23尾を釣り上げた稲見先生もじっと我慢し、集中力を切らさない職人気質さとインスピレーションで何尾も釣り上げていました。
直接ご指導を頂いた島田先生は、多くの鮎を釣り上げていることはもちろん、様々角度から川の流れを読み、河川や岩場を縦横無尽かつ軽やかに動く様が誰よりも鮎に優しく、深く想いをもっていることからこそできる鮎本位の行動でした。

一方、私小栗は2時間以上釣れない時間帯もあり、集中力が切れ、強引な釣りになっていたところ、島田先生よりご指導頂き、竿の角度や鮎がどう動きたいのかを想像し、集中することで釣れるようになりました。今回は仕掛けや針を付けるところもご指導頂きながら、行いましたが、針の付け方ひとつで釣れなかったり、細部へのこだわりや気遣いが釣り上げるという結果へ繋がるところが治療と同じであり、とても勉強になりました。

様々な表情を見せる川、まるで仁王立ちしているかのような大きな岩、そのような自然のエネルギーを肌で感じながらも、自然と共存し、感性を磨くことでまた1歩、治療家として成長するきっかけを与えてもらえる偉大な環境でした。この逞しさを表現できる治療家を目指し、日々邁進していきます。