アクアリウムヨガ

自由にのびのびと、好きなことを思いっきり楽しんでいる辻堂の方々を見ていると、私も身体を動かしたくなって、先週の日曜日にアクアリウムヨガに参加してきました。
(正確には、親子体操でした)

一番の目的は身体を動かす事でしたが、やはり、ほんのひとときでも、瞑想により「呼吸」を意識することと、「全身の力を抜く」ことが今の私には必要な事だなと改めて実感しました。

イベントには、新江ノ島水族館のトリーターさんによる生き物達の身体の構造と動きのお話の時間もありました。このお話が、私にとっては思いがけない収穫になりました。特にイルカとペンギンの構造と動きについて。

イルカは陸の上で進化した為、人間と同じ様に骨盤が左右ではなく、前後に動かすのが得意。いわゆるドルフィンキックの動き。
ペンギンはお腹の中に膝を曲げた様に骨をしまってるそう。だからよちよち歩きになること。

人間も生き物も骨や身体の構造って奥深い。

上の画像は人間の脊柱の図です。
注目する点は、腰椎の1番目です。上と下で繋がり方が異なるため、圧迫骨折をしやすい場所です。
※赤線

繋がり方の違いから、胸椎と腰椎が得意とする動き方が違うことがわかります。胸椎は回旋運動が可能、腰椎は横に動かしたり、回旋運動が制限されます。

同じ生き物で構造は同じでも、個体によって特性は違ってくるのもまた不思議。自分の身体の事をよく知って、動かすことはとても大事。

というわけで、一日の始まりと終わりに
まずは、目を閉じて呼吸に意識を向けて、身体の力を抜く時間をつくることにしました。

真田 日登美