先週、手足の末端冷え性でお悩みの方と、体重コントロールをしたい方に、白湯(さゆ)をおすすめしました。
白湯には胃腸を温め、活性化させることにより、血行促進、新陳代謝・免疫力アップなどの効果が期待できます。
この事が、冷え性の改善、便秘、むくみの解消などにつながります。
白湯の正しい作り方、効果については、検索するとわかりやすい情報が沢山でてきます。
私は白湯を飲んではいたものの、白湯を冷ましている間、ついつい洗い物をしたり、洗濯物を干したり…そして、すっかり冷めてしまったぬるま湯をいっき飲みする事がほとんどでした。せっかく白湯を実践していても、これでは期待している効果は得られません。
なぜなら、「ゆっくりとふうふうと冷ますこと」も効果を出すためにはとても大事な過程だからです。「ゆっくりとふうふうと冷ますこと」は浅くなった呼吸と自律神経を整える時間となります。
普段無意識に行われている生命維持活動(呼吸、循環、体温など)は、自律神経によるものですが、その中で唯一、自分自身でもコントロールできるのが呼吸と言われています。ふうふうと呼吸に意識をむける事が、自律神経の調整につながるという訳です。
そこで、せっかちな方へのおすすめの飲み方をご紹介します。
やかんで沸かしたお湯を一旦保温ポットにいれます。カップに並々注がず、緑茶を飲む時のように、少しだけ注ぎます。少しだけ注いだら、せっかちな方もふうふうしながら飲めるはずです。
せっかちな方は、「白湯を少しずつ注いで飲むを繰り返す」。
ぜひお試しください。
※鉄瓶や、やかんに鉄玉を入れて沸かすと鉄分補給にもなります。デミタスカップを使用すると冷ましやすく、器を工夫すると白湯の時間が楽しみになります。