2016年7月19日~24日の6日間、ポーランドにてU20世界陸上競技選手権大会が開催され、相洋高校OBの古谷拓夢選手(現:早稲田大学2年)が110mハードルにて3位入賞。
この種目で日本勢初のメダルとなる銅メダルを獲得し、さらにU20アジア記録を更新しました!
スタートは動画3分過ぎから。持ち前の流れるようなキレイなフォームと後半の伸びが遺憾なく発揮されています。
相洋高校時代には、史上初のインターハイ2年連続ハードル2種目2冠(110mh,400mh)という快挙を成し遂げ、2014年の山梨インターハイではチームを総合優勝へ導く立役者となりました。
ここ一番という場面でこそ力を発揮する、抜群の勝負強さを持つ古谷選手。チームメイトから絶大な信頼を集めていました。
2014山梨インターハイ。相洋高校初の総合優勝。
(前列中央、向かって左から3番目が古谷選手。その後ろが私高橋。)
そんな古谷選手が大切にしている言葉があります。
「練習は試合のように。試合は練習のように。」
練習では常に課題を持ち、試合をイメージして1本1本真剣に取り組む。
試合では練習で積み重ねてきたことを思い出し、自信を持って臨む。
まさに真面目で実直な古谷選手そのものを表すような彼らしい言葉です。
陸上だけではなく、全てのスポーツに活きる勝負哲学ではないでしょうか。
次なる目標は9月に控える全日本インカレ優勝。
今回のU20世界選手権で得た手応えと課題を胸に、新たなスタートを切りました。
さて、相洋高校陸上部は7月29日より開催されます岡山インターハイにて男女リレー、個人など計8種目に出場致します。
世界の舞台で活躍する古谷先輩の勢いに乗り、優勝を目指して戦って参ります!
高橋和矢