脊柱管狭窄症の治療と経過:患者 K様より

私はボルト固定レベルの脊柱管狭窄症を、稲波脊椎関節病院の金子剛士医師による『内視鏡除圧』手術を受け、ちょうど 3 年経過しました。
 
 手術を受ける前は、座位でも立位でも左足に強烈な神経痛が出ていました。歩行は、1 歩踏み出しただけで激痛を伴うこともあり痛みに耐え切れず座り込んでしまう。座位が長くなる時は予め痛み止めを服用して参加。寝ていられる時だけが救いの状態でした。
 
 それが、手術を受け、退院翌日から、稲波脊椎関節病院のリハビリと島田先生考案の体幹チューニングを毎日行ったところ開始1 ヶ月後、朝から痛みが全く無い状態で過ごせるようになったのです。新しい足をもらった感覚で世界が一変しました。
『朝から、痛みが全く無く、自由に歩ける。 』こんな脚になれたなんて、うれしくてたまりませんでした。
毎朝起床して直ぐに散歩に行く習慣が加わりました。移動手段もバスや電車ではなく自然と歩くことを選ぶようになっていきました。生活がとても豊かになりました。
 
 その後、金子医師と島田先生で話し合い、徒手療法での治療がはじまりました。
島田先生の治療を10日おき(月3回)に受けました。 
治療計画を立て、回復のフェーズに合わせたケアによって、患部に出ていた不快感も早期に解消でき、1ヶ月ごとに出来ることがどんどん増えていきました。
また体幹チューニングの精度を上げられることにつながり、これによって段階的に運動強度を上げられ、金子医師からも「過去1番の回復」と驚かれるほどでした。
 
 リハビリメニューの一つとして、金子医師監修、島田先生考案の「体幹チューニング」は退院翌日から本日で 3 年を迎え毎日行っています。とてもシンプルな内容ですが、私のような脊柱管狭窄症、腰椎すべり症など脊椎疾患には必須で最適な動きだと実感しています。
 
腰椎に1番近い筋をしっかり肉付けできたことで24時間必要であった、このコルセットの役割を果たしてくれています。
 
むしろ、表層(アウター)のみを支えていたコルセットとは違い、深層(インナー)である患っていた腰椎周囲を"しなやかな筋のコルセット"として備わり支えてくれています。
 
「筋に意識を伝えやすくなったことで
よく動き、力強く働くため、自らのカラダを改めて信頼できるものとなりました。」