身体性能と身体操作

現在、各スタッフがジムに通いフリーウエイトやマシンを使ったワークアウトをしております。

私はほとんど器具は使わない、腕立て伏せやスクワット、逆立ちなど自身の体重をベースに行っております。

自身の体重を用いたワークアウトは、体重以上の負荷がかからないため怪我のリスクがありません。
体重以上の負荷がかからないことでウエイトに比べると限界まで追い込むのに時間もかかりますが、追い込んでいく中で自分自身の弱さと向き合う必要がありメンタルトレーニングにも繋がります。

サポートしているサッカー選手の中にも自体重のトレーニングとして坂道ダッシュやジャンプなどを行い、このトレーニングを機に驚くほどパフォーマンスアップした選手がいました。
その選手は当初控えメンバーという立場でしたが、その成長もあり最後のシーズンは主力としてチームを支え、勝利に貢献してくれる選手となってくれました。
選手自身が体の可能性を信じて取り組めてきたからでしょう。

体重という重りをどのようにコントロールできるか、そしてコントロールした体をどのように操作するか。
我々の考えるワークアウトは、あくまで人が持ち備えている力を気付かせてあげ、何より“本人が可能性を広げるためのもの”として行っております。

稲見

 

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