ラケットは身体の一部

Tennis先日、スペインで行われたマドリードオープン、地元英雄であるナダル選手が5度目の優勝を果たしました!
ナダル選手はラケットを折らない選手として、私も尊敬しているスポーツ選手です。

今回、錦織選手は準々決勝で手首の痛みで棄権となりました。
錦織選手の会見でのコメントには怪我と向き合おうとする強さを感じました。
自論ではありますがテニスプレイヤーにとってラケットは手の延長です。自らの手を折り続ければ、本当の手も同様に粗末に扱っていることになります。
今回の怪我で向き合うべきは自らになると思います。
現在、復帰を果たしイタリアオープンの2回戦を勝利で飾り、3回戦に駒を進めています。今後も錦織選手の活躍を楽しみにしたいと思います。

ちなみに私の敬愛するイチロー選手は打った後、バットをそっと置く姿が印象的です。数々の記録は、道具も身体の一部としているからこそ成せる技なのだと思います。

稲見卓也

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