肩関節周囲炎

肩の痛みを訴えて来院される方の多くは肩関節周囲炎が増えています。
四十肩、五十肩と言われるもので、最近では70歳代、80歳代の方にも発症することから「肩関節周囲炎」とよばれています。

肩関節の構造を分かりやすく説明するとグローブとボール"のような構造をしています。

肩甲骨に上腕骨がはまり込み、
肩甲骨であるグローブは、上腕骨であるボールの三分の一しか、握りこまれていません。
つまり、すぐに落球してもおかしくない非常に不安定な関節となっています。
そのため、この関節は様々な靭帯と17個の筋肉で複雑に支えられています。
不安定さを補うために一つ一つの靭帯や筋肉のバランスが整うことでスムーズな動きが可能となります。

症状を訴える方の多くは、突然痛みが出現してきたという方がほとんどです。
しかし身体を診ていくと、その多くが仕事や家事、生活習慣による身体バランスの偏り。
そこから負担が蓄積しているケースがほとんどでした。
 

"痛みは身体からのメッセージ"
蓄積してしてしまった痛みの原因に目を向け、そこを改善することが根治に繋がります。
部分的な硬さ、弱さは使い方によって負担を軽減することができます。
また、構造破綻は機能改善で対応します。

当院では「美しい機能」と「機能的な身体」をベースに身体の使い方をお伝えしていきます。お気軽にご相談ください。