欠けていく月の時期 下弦=放出

満月を過ぎ新月に向け約14日は欠けていく月の期間。この期間は体が様々な面で「放出」をし、エネルギーを発散する時期とも言われています。

私も1月中頃から風邪をひき高熱から激しい鼻水、そして咳症状が強くでました。まさに21日の満月に向け発熱がピークを迎えました。満月を過ぎると鼻水と咳はさらに強まり、体内から外へ放出していく力を感じました。これまで波乗りやヨガ、武術、釣り、そして治療において私は月のサイクルをとても大切にしてきました。

参拝に行く時間帯や新しく靴を履き下ろしたりする日も月のリズムに従います。この下弦の時期はデトックスや洗浄、固定といった特徴があることからもダイエット、大掃除、また悪習慣を断ち切るのに最適な期間とも考えられます。心理的には、より内省的となり自分とも向き合いやすく、心の要らないものを「放出」できます。

今回の風邪では、すでに予約頂いていた大勢の皆さまには多大な迷惑をお掛けしてしまいました。治療者として未熟ではありましたが、風邪の病態や経過、予防に関わる事や治りやすい体の作り方など改めて知る機会を与えてもらい、30年ぶりの必要風邪だったと感じています。コンフォートスタイルの医療に、今後生かされるよう体系化していきたいと思います。